仏様を供養するためには、仏壇に様々な小物を用意する必要があります。いろいろな種類が存在するので、小物の名前や役割を知っておきましょう。まず仏壇に置く小物は仏具と呼ばれ、それぞれが意味を持っているのが特徴です。
例えば三具足は香炉や花立て、燭台のことであり供養するために最低限必要なものとして重要な小物となっています。次に仏壇に置くものとしては仏飯器がありますが、これはご飯を備えるために使われる専用の器です。基本的に炊き立てのご飯を毎朝供えますが、盛り方や量は地域によって違います。
次にお供え物としてお茶や水を入れておく器として茶湯器もよく使われます。水は朝差最初に汲んだものを利用して、お茶は沸かしたばかりのものを使ってお供えしましょう。仏様が飲むのでお供えする際はふたを外すのも大事です。このような仏具は丁寧に使うことを心がけましょう。金属製の仏具に関しては、専用の磨き剤などが販売されているので定期的に磨いて綺麗にするとよいです。傷つきやすい繊細なものに関しては、やわらかい布で汚れを優しく落とすと綺麗になります。手入れで分からないことがあれば購入した店舗に問い合わせると、方法を教えてもらえます。